キウイフルーツを使って酵素シロップ作りに挑戦
今回は、書籍などでもよく紹介されている定番シロップである、キウイフルーツを使って酵素シロップを作ってみたいと思います。
キウイフルーツといえば、ビタミンCやEが豊富に含まれており、相乗効果により強い抗酸化作用が期待できそうですね。
基本的にはどの材料を使っても作り方は変わりませんので、詳しい作り方の手順については、「酵素シロップの作り方【手順編】」のページで紹介していますので参考にして頂ければと思います。
今回材料として使うのは、キウイフルーツ5個と上白糖(白砂糖)です。
1.材料を切る
キウイフルーツは皮を剥いて、1cmほどの間隔で輪切りにします。
※皮は剥かなくても構いませんが、その場合はよく洗ってから使うようにしてください。メタボーは、後でドライフルーツにするつもりなので、皮は剥いています。
ちなみにニュージーランドでは、皮ごと食べるそうで、皮にはポリフェノールが果実の3倍以上含まれているようです。
キウイフルーツの場合、皮の回りに付いている毛が苦手な方が多いと思いますが、多少手間ではありますが、タワシなどでゴシゴシと擦ると毛を綺麗に取ることができますよ。
2.材料を容器に入れる
キウイフルーツと上白糖の分量の割合は1:1.1。
最初に上白糖を下に敷きつめてから、キウイフルーツ→上白糖→キウイフルーツ→上白糖→キウイフルーツと3〜4層くらいに重ね、最後に上白糖を被せます。
容器の口は空気が入るように、開いたままにしておくか、虫や埃などが入らないか気になる方は、ガーゼを上に被せてから輪ゴムなどで絞っておきましょう。
3.毎日かき混ぜる
手についている常在菌を利用して発酵させていきますので、毎日水洗いしてしっかりと拭き取った素手で1日1〜2回かき混ぜます。
4.その後の経過
材料を容器に入れた翌日(2日目)に中を見てみると、いきなり泡がたくさん出ていました。発酵しているのかな?
あと皮をすべて剥いてから切って入れているので、他の果物などより、溶け具合も早いです。
10日後、砂糖も溶けてキウイフルーツから栄養素が出てシワシワになっていましたので、これでキウイフルーツのシロップの完成です。
ただ発酵に関しては、2日目以降は、シュワシュワした泡がだんだんと少なくなって次第になくなっていきました。
シロップなので甘いのは甘いですが、甘ったるい感じではなく、メタボー的に苦手な味でもなかったです。
ただキウイフルーツの味なのかと言われても、いまいちピンとこないので、どういった味なのか伝えるのは難しいですね。
あと酵素シロップを摂りだした後に残ったキウイフルーツは、ドライフルーツメーカーを使って、キウイフルーツのドライフルーツにしました。
子供はジャムみたいと言って食べていました。
手作り酵素シロップ一覧
グレープフルーツ |
柿&レモン |
生姜&ゆず |
バナナ |
キウイフルーツ |
みかん |
パイナップル |
ぶどう |
【豆知識】キウイフルーツの選び方について
キウイフルーツは追熟によって美味しさが増す果物ですが、それ以前にベストコンディションである見極め方を知ることが選び方に大きく関わってきます。
より美味しいキウイフルーツを食べるためにも、正しい選び方を覚えておきましょう。
食べ頃のキウイフルーツを見つける方法と選び方
キウイの縦方向で熟成度を知りましょう
キウイは真ん中の白い果肉の部分が最後に熟成されるポイントです。このことから中が熟されている状態を確認するのが、美味しいキウイを見つける近道になります。
まずキウイを手にしたら、立てた状態で親指と人差し指の間に挟むように持ちましょう。そして、親指と人差し指を狭めるように少し圧をかけます。このときに弾力があり、果肉が気持ちへこむような感覚があれば熟されている証になります。
果皮の状態をしっかり見ましょう
果皮の表面がキレイなものほど、果肉の状態が安定しています。黒い果皮のキウイは古いものが多く、触るとジュクジュクしているのでNGです。
明るい薄茶色が美味しいキウイのトレードマークになります。
形が良く、果汁を含んだふっくらとした形のものにしましょう
食べごろに熟したキウイは形がふっくらとして、やや柔らかです。これは果肉に含まれるアスコルビン酸といわれるビタミンC成分によるものです。
キウイフルーツに含まれるブドウ糖は熟されるとビタミンCに変化していく性質を持ちます。この変化によって果皮の中で果汁が生成され、ふっくらとした形を形成するといわれます。
また、ビタミンCに伴って果糖も甘味を増すので、酸味との調和のとれた美味しさが醸しだされるのです。